ゲンキーnews｜第3Q売上高1242億円9.2%増の増収増益/食品比率67.4％

GenkyDrugStores(株)(福井県坂井市、藤永賢一)の2023年6月期第3四半期(2022年6月21日～2023年3月20日)は、売上高が1242億0500万円(前年比9.2%増)、営業利益は47億5800万円(13.5%増)、経常利益は50億4900万円(12.7%増)、四半期純利益は33億1300万円(8.1%増)だった。

営業利益率3.5％(前年は3.4％)、経常利益率3.7％(3.6％)。

期中、電気代の高騰によるコスト上昇はあったが、PBの伸長、廃棄の抑制、価格見直しにより荒利益率は0.6ポイント改善した。売上高は食品を中心に堅調に推移したことで、営業利益高は前年・計画比いずれもクリアした。

ゲンキーは300坪クラスの標準店「R店(レギュラー店)」と、150坪～900坪の「大型店」の2業態を展開している。業態別の売上げは「Ｒ店」929億2300万円、「大型店」311億3800万円、「その他」１億4200万円。

また、商品別の内訳では、「食品」837億3100万円、「雑貨」159億1300万円、「化粧品」123億4600万円、「医薬品」113億1100万円、「その他」９億0200万円。食品の構成比は67.4％。

店舗状況は、Ｒ店を滋賀県に4店舗、石川県に3店舗、愛知県に2店舗、岐阜県に1店舗、福井県に1店舗を出店した。また、大型店を5店舗を閉店し、2店舗をＲ店へ改装した。第3四半期末時点の店舗数は、Ｒ店332店舗、大型店60店舗の計392店舗。

通期では1680億円(8.6%増)、営業利益58億円(2.2%増)、経常利益61億5000万円(1.0%増)、当期純利益39億円(11.8%減)を見込む。