ケーヨーnews|第1Q売上高245億円6.0%減・経常利益16.7%減

(株)ケーヨー(千葉県千葉市、實川浩司社長)の2024年2月期第1四半期は、売上高は245億4500万円(前年同期比6.0%減)、営業利益14億8200万円(15.1%減)、経常利益15億8400万円(16.7%減)、四半期純利益11億1700万円(37.6%減)だった。

営業利益率6.0%、経常利益率6.5%。

同社は、4月に「第2次中期経営計画」を策定し、2028年2月期に売上高1100億円、営業利益率8%以上、ROE10%以上の目標数値を掲げた。計画の達成に向け、4つの重点施策「販売力の強化」、「販売拠点の強化」、「DCMとの連携強化」、「サステナビリティ強化」を策定し、取り組みをスタートさせた。

販売面では、黄砂対策として提案した洗車用品やホース等の散水用品、高圧洗浄機等が好調に推移した。また、防犯意識の高まりによって、カメラ付インターフォンやセンサーライト等のセキュリティ用品の需要が継続している。

一方、春の彼岸、ゴールデンウィーク期間中の天候不良の影響で、花苗や野菜苗等の園芸植物、レンガ・ブロック・砂利等の石材、大型プランター等の屋外用品が不振となった。新型コロナウイルス感染症の規制緩和により、マスク・消毒液等の感染症対策用品が反動減となった。

利益面では、園芸用品やプライベートブランド商品の売上高構成比が増加したことで、荒利益率が改善した。人件費等の適正化を、店舗システムの一部入れ替えによって推進した。

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