神戸物産news|第3Q売上高3388億円12.9%増・経常利益4.0%減
(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が2023年10月期第3四半期の決算を発表した。
2022年11月1日~2023年7月31日の業績は、売上高3387億6700万円(前年同期比12.9%増)、営業利益232億7800万円(6.6%増)、経常利益226億9400万円(4.0%減)、四半期純利益155億9000万円(2.1%減)だった。
営業利益率6.9%、経常利益率6.7%。
神戸物産グループは「食の製販一体体制」のさらなる強化というグループ目標のもと、生産能力の増強や積極的な商品開発を行い、グループ全体の競争力を高めてきた。また、顧客のニーズを捉えた施策を実施し、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供している。
神戸物産の中心的事業である業務スーパー事業は、売上高が3280億6700万円(12.1%増)。国内グループ工場で製造するオリジナル商品や、世界の本物をコンセプトに自社で直輸入しているプライベートブランド商品を中心にベストプライスで販売する「業務スーパー」の出店状況は、出店34店舗、退店9店舗で25店舗増え、総店舗数は1032店舗となった。 新規出店の内訳は、直轄エリア26店舗、地方エリア8店舗。
物価上昇による仕入れコストの増加があったものの、価格戦略が功を奏したことや、「業務スーパー」の魅力であるプライベートブランド商品が多くのメディアで取り上げられたことで、業績の拡大が続いている。
外食・中食事業の売上高は、79億9400万円(54.7%増)。ビュッフェレストラン「神戸クック・ワールドビュッフェ」、焼肉オーダーバイキングの「プレミアムカルビ」、惣菜店「馳走菜(ちそうな)」で構成される。全国で102店舗を展開する。