サンデーnews|第3Q売上高364億円2.4%減・経常利益35.1%減/減収減益
(株)サンデー(青森県八戸市、川村暢朗社長)が2024年2月期第3四半期決算を発表した。
2023年3月1日~2023年11月30日の連結業績は、売上高364億2600万円(前年同期比2.4%減)、営業利益5億8900万円(39.2%減)、経常利益6億4700万円(35.1%減)、四半期純利益3億6800万円(43.2%減)。
営業利益率2.9%、経常利益率2.9%。
同社は東北6県にホームセンター、スーパーセンター、カーショップ、ペット専門店など109店舗を展開する。
営業概況については、節約志向の高まりによる買い控えの影響により、客数は減少した。また、天候不順により季節商品の売上高は前年を割り込む状況となった。特に9月から10月にかけては異例の残暑の影響によって、秋冬物商材の販売は苦戦を強いられた。
一方、同社が注力してきたペット用品はペットフードを中心に売上高は好調に推移している。また、加速している少子高齢化の影響を見据えた取り組みとして、購入した商品を指定の場所へ配達するだけでなく、DIYアドバイザーの資格をもつ従業員が補修・修繕・取り付けまで行い、顧客の「暮らしの不便」を解消するSUN急便の取り組みを推進している。
当第3四半期間には、青森県八戸市に「サンデー八戸尻内店」を開店したほか、ペット専門店Zoomore(ズーモア)を2店舗、プロショップDayPRO(デープロ)を1店舗開店した。また、青森県弘前市の「サンデー弘前石渡店」を増床し、プロ商材を強化した店舗へリニューアルオープンするなど、専門性を高めた店舗の出店に注力した。