ナフコnews|第3Q売上高1521億円4.5%減・経常利益38.1%減

(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)が 2024年3月期の第3四半期の決算を発表した。

2023年4月1日~12月31日の業績は、売上高1521億0500万円(前年同期比4.5%減)、営業利益58億0400万円(38.7%減)、経常利益61億0400万円(38.1%減)、四半期純利益35億3600万円(41.5%減)の減収減益となった。

営業利益率3.8%、経常利益率4.0%。

ナフコは各セグメントの強化に注力しつつ、プライベート・ブランド商品の拡充に努め、消費者の生活応援に貢献できる商品やサービスの提供に取り組んできた。

営業面では、節約志向の高まりによる買い控えや春先の天候不順、秋以降の暖冬の影響などを受け、季節商品などを中心に厳しい状況だった。一方で、日用品やペット用品、寝具などは好調に推移した。

資材・DIY・園芸用品部門の売上高は704億1100万円(5.6%減)。園芸用品は、除草剤や刈払機などの除草関連商品が、夏場の猛暑の影響で水道用品部門の散水関連用品が好調だった。一方で、第3四半期以降では気温が高く推移したことで、防寒衣料や防寒用品が苦戦し、前期を下回った。

生活用品部門の売上高は397億0800万円(2.5%減)。食品では、猛暑によってお茶などの飲料の需要が増加し、好調に推移した。また構成比の高い日用品では、洗濯洗剤や殺虫剤の販売が好調たっだ。一方、暖冬の影響もあって、暖房用品を中心とした季節用品が苦戦した。

家具・ホームファッション用品部門の売上高は282億8600万円(8.3%減)。夏物寝具やマットレスなどを中心とする寝具が好調に推移した。秋以降は気温が高く推移したため、コタツの販売が低迷した。

その他の売上高は136億9800万円(4.2%増)。ペットフードのほか、ペットシーツなどの消耗品を中心に、ペット用品部門が引き続き好調に推移した。

新規出店は3店舗、閉鎖2店舗により期末店舗数は34府県で360店舗となった。

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