綿半news|第3Q売上高961億円4.4%減・経常利益3.4%減
綿半ホールディングス(株)(長野県飯田市、野原勇社長)が 2024年3月期第3四半期の決算を発表した。
2023年4月1日~2023年12月31日の連結業績は、売上高961億4400万円(前年同期比4.4%減)、営業利益21億8000万円(3.5%増)、経常利益24億8500万円(3.4%減)、四半期純利益15億2200万円(9.5%増)だった。
営業利益率2.3%、経常利益率2.6%。
同社は小売事業と建設事業、貿易事業などを展開しているため、ホールディングス全体での収益状況は建設事業などの影響を受けている。
小売事業の売上高は601億5300万円(1.5%増)、セグメント利益は11億0300万円(13.0%増)。
小売事業では、スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販等多種多様なフォーマットを展開しており、重点施策として「店舗改装・新フォーマットの開発を継続して推進」「流通網の拡大」「オリジナル商品の開発・SPA化の加速」に取り組んでいる。
「店舗改装・新フォーマットの開発を継続して推進」の取り組みとして、6月に人とペットのための総合ドラッグストア「ウェルネスライフガーデン」をオープンした。また、調剤薬局「わたぴー薬局」の導入を拡大している。
「流通網の拡大」では、世界各地から食料品を直接仕入れるなど、新たな仕入先の開拓に注力した。 また、漁船で採れた魚を丸ごと買い付ける「一船買い」の取り組みも引き続き行っている。
「オリジナル商品の開発・SPA化の加速」では、食品や日用品、ペット用品などオリジナル商品の開発に注力した。 一方、世界的な原材料価格高騰が続くなか、生活に欠かせない600商品の値下げを行った。