神戸物産news|第1Q売上高1209億円12.0%増・経常利益280.6%増

業務スーパーを展開する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が2024年10月期第1四半期の決算を発表した。

2023年11月1日~2024年1月31日の業績は、売上高1209億0400万円(前年同期比12.0%増)、営業利益85億3100万円(34.6%増)、経常利益80億6300万円(280.6%増)、四半期純利益55億2400万円(309.7%増)だった。

営業利益率7.1%、経常利益率6.7%。

神戸物産グループは「食の製販一体体制」のさらなる強化というグループ目標のもと、食品製造工場の生産能力の増強や積極的な商品開発を行い、グループ全体の競争力を高めてきた。そして、顧客のニーズを捉えた施策を実施し、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供している。

中核事業である業務スーパー事業は、売上高が1168億1700万円(11.4%増)。国内グループ工場で製造するオリジナル商品や、世界の本物をコンセプトに自社で直輸入しているプライベートブランド商品を中心にベストプライスで販売する「業務スーパー」の出店状況は、出店3店舗、退店0店舗で3店舗増え、総店舗数は1051店舗となった。 新規出店の内訳は、直轄エリア0店舗、地方エリア3店舗。

経営成績については、為替の急激な変動や物価高騰を理由とした仕入れコストの上昇による個人消費の落ち込みを背景に、消費者の節約志向が高まったことで業務スーパーの低価格商品を求める顧客の来店につながったこと、またメディア露出やSNSの影響もあって業績が拡大した。

外食・中食事業の売上高は、31億4500万円(30.1%増)。日本最大級の大型バイキングチェーン「神戸クック・ワールドビュッフェ」の出店状況は、出店3店舗で総店舗数は15店舗、焼肉オーダーバイキングの「プレミアムカルビ」の出店状況は出店1店舗で総店舗数は21店舗、惣菜店「馳走菜(ちそうな)」の出店状況は、出店3店舗で総店舗数は117店舗。

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