クスリのアオキnews|売上高3267億円15.8%増/営業外減収で経常減益
(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)の2024年5月期第3四半期(2023年5月21日~2024年2月20日)は、売上高3267億1000万円(前年同期比15.8%増)、営業利益134億7900万円(5.8%増)、経常利益139億9800万円(17.0%減)、四半期純利益82億6600万円(30.9%減)だった。
前年同時期に計上された営業外の補助金収入37億円の反動もあって、経常減益となった。
営業利益率は4.1%(4.5%)、経常利益率は4.1%(6.0%)。( )は前年数値。
期中は「地域のかかりつけ薬局」として調剤薬局併設率の向上を図るとともに、既存店の改装を中心に生鮮食品等の品揃え強化で「フード&ドラッグ」によるワンストップショッピングを推進した。
引き続き、「健康と美と衛生を通じて、社会から期待される企業づくりを目指します。」という理念の下、地域の顧客に支持される売場づくりに努め、各店舗の活性化に注力してきた。
店舗の新設では、ドラッグストアを北信越に9店舗、東北に1店舗、関東に5店舗、東海に2店舗、関西に7店舗の合計24店舗の出店を行い、ドミナント化を推進した。また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に14薬局、東北に9薬局、関東に11薬局、東海に10薬局、関西に10薬局の合計54薬局を新規開設した。一方、ドラッグストア4店舗を閉店した。
期末のグループ店舗数は、ドラッグストア916店舗(うち調剤薬局併設578店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット1店舗の合計923店舗となった。