サンエーnews|営業収益2276億円・6.6%増/経常利益169億円・46.2%増

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、新城健太郎社長)が2024年2月期決算を発表した。営業収益2275億8100万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は164億6400万円(47.1%増)、経常利益168億9300万円(46.2%増)、当期純利益は106億8300万円(41.1%増)の増収増益となった。

営業利益率は7.2%、経常利益率は7.4%。7%台はすごい。

サンエーでは経営方針を「もっといい方法はないか考えよう」としていて、人財力や仕組み力、商品力の向上に取り組むとともに、引き続き企業理念の浸透、七大基本の徹底、既存店の活性化、効率化を図り、顧客満足度の向上に努めた。

事業別の概況では、小売事業は、ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化に取り組んだことと、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことなどにより既存店売上が通期で6.6%増と好調に推移したことや昨年開店した店舗の売上が寄与し、営業収益は2193億0800万円(6.4%増)、セグメント利益は150億5700万円(46.0%増)となった。期中の出退店はない。

ローソンのフランチャイズとして運営するコンビニエンスストア事業では、FC店舗を6店舗開店、3店舗を閉店した。新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことなどにより既存店が好調に推移し、営業収益は83億0200万円(12.8%増)、セグメント利益は14億0400万円(60.7%増)となった。

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