クリエイトSDnews|第3Q売上高3131億円10.9%増・経常利益11.8%増
(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)が2024年5月期第3四半期の決算を発表した。
2023年6月1日~2024年2月29日の業績は、売上高3131億1900万円(前年同期比10.9%増)、営業利益155億8800万円(11.2%増)、経常利益160億6300万円(11.8%増)、四半期純利益107億1200万円(10.0%増)。
営業利益率5.0%、経常利益率5.1%。
グループ中期経営計画の達成に向けて、調剤併設型ドラッグストアを中心とした既存エリアのドミナント強化を図り、「生活・予防・医療・介護」の領域において地域の総合ヘルスケアサポートを推進している。
ドラッグストア事業では EDLP(エブリデイ・ロープライス)施策を推進しつつ、日常生活に必要なものが一カ所で揃うワンストップ・ショートタイムショッピングの実現を目指している。調剤薬局の併設や生鮮食品を始めとした食品の品揃え強化に取り組んだ。
新型コロナウイルス感染対策商材の需要が減少する一方、総合感冒薬や化粧品需要が増加した。また、生活必需品のEDLP施策が奏功したことにより、既存店売上高・客数は引き続き堅調に推移した。調剤部門では、診療報酬および薬価改定の影響があったものの、調剤薬局の併設店舗数増加と対人業務の強化に取り組んだ結果、処方箋応需枚数は堅調に推移した。
ドラッグストアを28店舗新規出店した。一方で、スクラップ&ビルドにより1店舗、契約期間満了により2店舗、経営効率化の観点から1店舗の計4店舗を閉鎖した。また、ドラッグストアへの併設調剤薬局を30店舗、医療モール併設の調剤専門薬局を1店舗開局した。
介護事業では、介護付き有料老人ホームと、リハビリを専門とする半日型のデイサービスセンターを運営している。
2月末時点で、ドラッグストア741店舗、食品スーパー2店舗、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店3店舗、調剤専門薬局38店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局363店舗、介護付き有料老人ホーム2施設、半日型デイサービスセンター37施設を運営している。