ヨークHDnews|’25年度売上高1兆5671億円0.7%減・営業利益503億円

(株)ヨーク・ホールディングス(東京都品川区、石橋誠一郎社長)は6月18日(木)、2025年度実績を発表した。2026年2月期の売上高1兆5671億円(前期比0.7%減)、営業利益503億円(224.7%増)。同社が重要指標の一つと位置付ける、営業利益と減価償却費の合算であるEBITDAは936億円(53.8%増)だった。営業利益率3.2%。

グループの小売り事業会社の既存店売上高と営業利益それぞれの増減率はイトーヨーカ堂3%増、841%増、ヨークベニマル1%増、3%減、ロフト8%増、27%増、赤ちゃん本舗5%、64%増、THE GARDEN2%増、1891%増となった。

とくに、閉店など構造改革を行ったイトーヨーカ堂は若干の減収だったが、841%増と大幅増益。22年ぶりの利益水準となった。

業績説明会で石橋社長は「この3年間に実施したイトーヨーカ堂の事業価値の再定義、コスト削減による投資原資の捻出、売上・粗利向上策、エンゲージメント強化の取り組みが功を奏した」と語った。

とくにイトーヨーカ堂は店舗費、本部費それぞれで販管費を削減した。2022年比4%減となった。売上・粗利向上策では、惣菜におけるセントラルキッチンPEACEDLIによるオペレーション改善、YORKDERLI立ち上げによるブランディングの結果、温惣菜、弁当の7%増をはじめ、冷惣菜、寿司などで売上げおよび粗利益が前年比増となった。

石橋社長は今後について、次のように語った。
「今後3年間で売上高10%以上の成長を目指す。投資は1500億円を予定し、そのうち85%を店舗に投資する。イトーヨーカ堂ではGMSは現状自社で専門店とテナント管理までおこなっている。今後、CSCに転換して、運営はクリエイトリンクに移管して、イトーヨーカ堂はフード&ドラッグに特化する」。

また、「IPOについては現実的に最速で実現したい」と話した。

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