マルヨシセンター news|年商398億円3.3%増・経常利益50.5%増
(株)マルヨシセンター(香川県高松市、佐竹克彦社長)が2024年2月期の本決算を発表した。
2023年3月1日~2024年2月29日の連結業績は、営業収益398億2300万円(前期比3.3%増)、営業利益4億1100万円(51.4%増)、経常利益3億9700万円(50.5%増)、当期純利益1億3500万円(4.8%減)だった。
営業利益率、経常利益率はともに1.0%。
基本方針を「マルヨシセンターらしさの実現」とし、経営理念である「健康とおいしさ」を追求すべく、それぞれのカテゴリーに課題を設定して「マルヨシクオリティー」の底上げを目指した。
同社が強みとするデリカ(惣菜)部門においても、品質とバラエティーにこだわってレストラン「ミケイラ」のシェフが監修するパスタの開発を進めるとともに、各地域・各国フェアを定期的に実施し多くの新商品を発信することで独自化、差別化を進めた。
精肉部門では、製造出荷品の品質向上を課題とし、自社生鮮加工センターから出荷される肉の品質向上、品揃えの拡大を進め、店内加工の商品にも劣らない商品力の実現を目指した。
また、基本の徹底「挨拶」「接客・サービス」「鮮度管理・クリンリネス」「品切れさせない」を行動の基本とし、地域の顧客を満足させる取り組みを行った。強固な経営基盤の構築を目的とした生産性の改善を進め、1人当たりの利益高の向上にも取り組んでいる。
2025年年2月期は、営業収益400億円(0.4%増)、営業利益3億1000万円(24.7%減)、経常利益3億円(24.6%減)、当期純利益8000万円(41.0%減)を見込む。