ハローズnews |第1Q営業収益497億円8.1%増・経常利益20.5%増

(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)が2025年2月期第1四半期の決算を発表した。

3月1日~5月31日の連結業績は、営業収益が497億3600万円(前年同期比8.1%増)、営業利益29億5000万円(20.4%増)、経常利益29億5200万円(20.5%増)、四半期純利益20億5100万円(23.4%増)と増収増益となった。

営業利益率、経常利益率ともに5.9%。

商品面では、継続して重点販売商品の育成や、適切な品質で低価格を基本コンセプトとしたプライベートブランド商品のシェアアップを行った。

販売促進面では、生活防衛企画や自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続した。

社会貢献面では、食品ロス削減の仕組みである「ハローズモデル」を中心に、各自治体、フードバンク事業関連団体や各企業と連携した活動、自社エコセンターによる資源の再利用化に取り組んだ。また、4月に店頭で回収したエコキャップの収益を自治体へ寄付した。

組織面では、4月にインフレ環境下での従業員の生活支援を目的として、正社員と嘱託社員を対象に月額3万円の賃金のベースアップを行った。

物流面では、「物流の2024年問題」をはじめとする課題解決に対応することを目的に、賛同企業と連携して「中四国物流研究会」を発足させた。

店舗運営では、4月に岡山県岡山市の岡南店を、5月に香川県観音寺市の観音寺店を改装し、買物がしやすい環境づくりによる店舗の魅力アップを図った。また、業務改善施策として、自動発注システム拡大に取り組んだ。

5月末時点の店舗数は、広島県32店、岡山県27店、香川県14店、愛媛県9店、徳島県9店、兵庫県14店、山口県1店、合計106店舗となった。

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