ワッツnews|第3Q売上高456億円2.6%増・経常利益11億円186.9%増
(株)ワッツ(大阪市中央区、平岡史生社長)の2025年8月期第3四半期の売上高は456億0400万円(前年同四半期比2.6%増)となった。営業利益は10億5400万円(184.6%増)、経常利益10億6900万円(186.9%増)、四半期純利益は7億6000万円(148.4%増)となった。
雑貨売上高構成比率及び100円以外の商品の売上高比率上昇を図るなどの施策等により売上総利益率が改善し、売上総利益が計画を上回ったことを主因に増益となった。
国内100円ショップ事業は、食品アイテムの品揃えが多いロードサイド型の大型店を中心に、雑貨アイテムの品揃え増強を目的とした改装を予定通り進めている。また、精算業務効率化に向けたフルセルフレジの導入を着実に進めるとともに、「ワッツオンラインショップ」において地域限定で実施していた「店舗受け取り」を全国へ拡大している。
出店面では、通期計画の160店舗に対して124店舗の出店を行った。一方、不採算店舗の整理や母店閉鎖等による退店が79店舗(うちFC4店舗)となり、期末店舗数は、直営が1799店舗(49店舗純増)、FCその他が15店舗(4店舗減)の計1814店舗となった。
また、Wattsブランド店舗である「Watts」「Watts with」は、1360店舗(113店舗純増)と全体の75.0%となった。国内その他事業では、生活提案型の雑貨店「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」は13店舗(2店舗純減)、時間をテーマにした雑貨店「Tokino:ne(ときのね)」は、直営2店舗(増減なし)に加え、100円ショップ内でコーナー展開している。生鮮スーパーとのコラボである「バリュー100」は1店舗(増減なし)、ディスカウントショップ「リアル」は6店舗(1店舗増)だった。
海外事業では東南アジアを中心とした均一ショップ「KOMONOYA(こものや)」は、タイで17店舗(8店舗減)、ペルーで5店舗(5店舗減)となった。中国での均一ショップ「小物家園(こものかえん)」は、4店舗(増減なし)となっていて、自社屋号の「KOMONOYA」「小物家園」の店舗数は26店舗(13店舗減)となった。