スーパーバリューnews|第1Q売上高182億円6.3%増、損失額縮小

(株)スーパーバリュー(埼玉県上尾市、内田貴之社長)の2025年2月期第1四半期は、売上高が181億6400万円(前年同期比6.3%増)、営業損失は2億8100万円(前年同期は営業損失3億9500万円)、経常損失は2億5800万円(前年同期は経常損失3億6700万円)。前事業年度に2店舗、今期5月29日に朝霞泉水店をそれぞれ閉店。これら店舗閉店に伴う固定資産除却損および店舗閉鎖損失を特別損失に1800万円計上したことで純損失は2億9600万円(前年同期は四半期純損失3億9300万円)。

販売商品別の売上高は、スーパーマーケット販売商品は153億5300万円(108.6%)、ホームセンター販売商品は28億1000万円(95.3%)。

親会社の(株)OICグループの子会社で食品スーパーマーケットの運営を行う(株)ロピアとのシナジー効果の早期発揮に向けてさまざまな取り組みを継続。ロピアとの共同開発のモデル店「スーパーバリューロピア」6店舗を前事業年度にリニューアルオープンさせた。これらが売上高を押し上げた。

利益面では、円安等による原材料価格や仕入原価の上昇するなか、生鮮の精肉・鮮魚は、ロピアの加工センターからスーパーバリュー全店舗への供給を行った。また青果は、ロピアと共同でグループ子会社から当社の埼玉県の店舗へ供給を進め、安定供給と原価低減を進めた。グロッサリは、同じくグループ子会社からのロピアのプライベート商品の直接仕入れを進めた。ホームセンターの販売商品は、商品の改廃や在庫の適正化による利益改善に取り組んだが、原材料価格と仕入原価の上昇への対策にタイムラグが生じ、売上総利益率は前期比で0.3ポイント下回る20.3%となった。

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