クリエイトSDnews|第1Q売上高1139億円9.4%増・経常11.9%増
(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)が 2025年5月期第1四半期の決算を発表した。
6月1日~8月31日の業績は、売上高1138億9800万円(前年比9.4%増)、営業利益52億8400万円(10.7%増)、経常利益54億7100万円(11.9%増)、四半期純利益34億2500万円(4.0%増)の増収増益だった。
営業利益率が4.6%、経常利益率は4.8%。
ドラッグストア事業では、地域住民の健康と生活を支えるライフラインとして、EDLP(エブリデイ・ロープライス)施策の継続推進した。調剤薬局の併設推進や、生鮮食品や冷凍食品の品揃えを充実させるなど小商圏における利便性と専門性の向上に引き続き取り組んだ。
当第1四半期は、引き続き既存店売上高・客数が前年同期を上回って好調に推移した。調剤部門においては、診療報酬・薬価の改定による影響や受診控えからの回復に一巡感が見られる一方で、調剤併設店舗数の増加や、コロナなど急性期処方の増加によって、処方箋応需枚数と処方箋単価は堅調に推移した。経費面でも、ローコストオペレーションを徹底し、人件費をはじめとした経費抑制に取り組んだことで、売上高・利益ともに前年と計画を上回る結果となった。
ドラッグストアは10店舗を出店し、1店舗を閉鎖した。調剤薬局は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を6店舗開局した。
8月31日時点のグループ店舗数は、ドラッグストア 761店舗、食品スーパー2店舗、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店4店舗、調剤薬局は調剤専門薬局37店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局387店舗の合計424店。介護事業では介護付有料老人ホーム2施設、半日型デイサービスセンター37施設を運営する。
通期は、売上高4576億円(8.4%増)、営業利益220億円(8.8%増)、経常利益224億円(7.3%増)、通期純利益144億円(5.2%増)を見込む。