ミニストップnews|第2Q営業収入455億円9.3%増も赤字

ミニストップ(株) (千葉市美浜区、藤本明裕社長)はが2025年2月期第2四半期の決算を発表した。

営業総収入は445億1000万円(前期比109.3%)、営業損失7億9900万円(前期は4億5600万円の営業利益)、経常損失5億9100万円(前期は7億5900万円の経常利益)、中間純損失6億8400万円(前同は6億0300万円の純利益)。大幅な減益だ。

国内事業の営業総収入は397億0400万円(前同比107.7%)、営業損失は1億6600万円(前期は6億1300万円の営業利益)。

国内事業では、創業以来のコンボストアモデルの構成要素である「ファストフード」と「コンビニエント」両方の価値を磨き上げ個店競争力を高めるNewコンボストアモデルの確立を目指す。前期に推進した第1フェーズに引き続き、今期は5月にNewコンボストアモデル第2フェーズの象徴的店舗・フラッグシップ店舗を開設。これらの取り組みを成功カセットとして細分化し全店への水平展開を推し進めている。

ミニストップパートナーシップ契約店舗は8月末時点で全体の4割を超える772店舗と期首計画より先行して移行が進んだ。また、直営店は8月末時点で240店舗と前年同期より70店舗増。国内店舗数は1856店。

新事業では、デリバリーサービスの24時間受付店舗を拡大。職域事業では、オフィスなどの施設内に設置する無人コンビニ「MINISTOPPOCKET(ミニストップ・ポケット)」をはじめ関連サービスを含む拠点数が8月末時点で1500拠点を超えた。またレジを無くしたウォークスルー型店舗の実証やクラウドキッチンを開始している。

海外事業のベトナム事業は営業総収入が48億0600万円(前同比124.8%)、営業損失が6億3200万円(前期は1億5700万円の損失)。24店舗を新規に出店して183店舗を展開する。価格政策および高付加価値商品の品揃えを進め、チェーン全店売上高は前年同期比124.1%伸長した。

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