イズミnews|第2Q営業収益2387億円2.3%増・経常利益21.9%減

(株)イズミ(広島県広島市、山西泰明社長)が2025年2月期第2四半期業績を発表した。

営業収益は前期比2.3%増加の2386億7000万円。売上総利益は680億4200万円となり、営業収益対比では28.5%と、前期に比べて1.3ポイント低下した。販売費及び一般管理費は、主に西友の食品スーパーの事業承継に伴う人件費や取得関連費用の増加等により、前同比3.1%増の841億4100万円。その結果、営業利益は22.5%減の120億2900万円、経常利益は前期比21.9%減の123億4800万円。中間純利益は前年同期比22.0%減の81億5600万円だった。

営業利益率は5.0%、経常利益率は5.2%。

連結子会社の(株)ゆめマート熊本が、(株)西友の食品スーパー事業の一部を承継したことに加え、ランサムウェア感染被害により客数が減少した。一方、その後客数回復を最優先に取り組んだことなどから増収となった。

2月に発生したランサムウェア被害により基幹システム・会計システム含む全サーバーを停止させたが事業継続・早期の復旧に最優先で取り組んだ。第2四半期は客数回復最優先で取り組み、6~8月の単体の既存店売上高前年比は2.9%増、直営計では1.0%増、テナントは5.7%と着実に回復している。

現在は「創造的復興」をテーマとしてグループを挙げて業務プロセスを見直し、より高い生産性を追求する体制の整備を進めている。

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