ナフコnews|第2Q営業収益966億円4.8%減・経常利益78.5%減

(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)が2025年3月期の第2四半期決算を発表した。

4月1日~9月30日の業績は、営業収益966億3600万円(前年同期比4.8%減)、営業利益8億8800万円(78.8%減)、経常利益9億0400万円(78.5%減)、中間純利益3億4600万円(86.1%減)の減収、大幅減益となった。

営業利益率、経常利益率ともに0.9%。

営業面では、異業種を含む競合各社との競争激化や、物価上昇による日常生活における節約志向の高まりなどにより、非常に厳しい結果となった。売上総利益については、PB比率が前期よりも下回り、原材料価格上昇などの影響により、前期より減少した。販売一般管理費については、減価償却費や水道光熱費の上昇などにより、前期より増加した。

店舗面では、3店舗を新設、3店舗を閉店したことで、9月末時点の店舗数は34府県に361店舗となった。

セグメント別に見ると、「資材・DIY・園芸用品」の売上高は466億3700万円(4.6%減)。8月の日向灘沖地震や台風10号の影響もあり、防災用品や台風対策用品は大きく伸長したが、猛暑の影響もあり草花苗・野菜苗・花鉢や、それらに連動して用土・肥料・土農工具などが低調だった。

「生活用品」の売上高は249億9200万円(3.4%減)。生活必需品である洗濯洗剤、トイレットペーパーなどの紙製品は、販促の強化、販売価格の見直しなどを行い、大きく伸長したが、アウトドア用品や家庭用品が低調だった。

「家具・ホームファッション用品」の売上高は164億8700万円(6.1%減)。折りたたみラグカーペットやマットレスなどは好調に推移したが、ベッドや食卓セットなどが低調だった。

「その他」の売上高は81億7200万円(6.3%減)。昨年大きく伸長したペット用品の反動で売り上げは減少、自転車やカー用品も低調だった。

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