ヤマダnews|第2Q売上高7960億円2.7%増・経常利益14%増と上期好調
(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇会長兼社長)の2025年3月期第2四半期決算が発表された。
中間連結会計期間の業績は、売上高7960億0100万円(前期比2.7%増)、営業利益232億2700万円(14.1%増)の増収増益。経常利益は248億3100万円(5.0%増)、中間純利益127億7200万円(3.6%減)だ。退職給付制度改定益が特別利益に計上された影響などで減益となった。
営業利益率は2.9%、経常利益率は3.1%。
業績好調の主な要因は、①個人消費のもち直しによる耐久消費財の需要増加、②猛暑によるエアコン販売の伸長、③前期の構造改革により売上げが低迷していた住建部門の回復傾向、④2024年9月30日時点の一時的な円高による通貨オプション取引・為替予約から発生した評価損等によるもの。
また販売管理費は、LIFE SELECTの出店に合わせた店舗の統廃合による生産性の向上、紙チラシからデジタル広告へのシフトと強化、そして人件費および広告宣伝費の経費上昇を抑制したことが挙げられる。
デンキセグメントの売上高は6585億4200万円(前期比2.2%増)、営業利益は 221億7300万円(9.6%増)の増収・増益。
住建セグメントにおける売上高は1266億1500万円(前期比5.5%増)、営業損失8億8500万円(前年同期比+4億9600万円)の増収で赤字幅は縮小した。