コーナン商事news|年商5014億円6%増・経常利益3%増、2期連続増収増益

コーナン商事(株)(大阪市淀川区、疋田直太郎社長)の2025年2月期は、営業収益が5014億0300万円と前期比6.1%増の増収だった。売上総利益は1794億5800万円(前期比5.1%増)、販売費及び一般管理費は1715億6700万円(5.2%増)となり、営業利益は250億0100万円(3.8%増)、経常利益は233億0600万円(3.1%増)、純利益は142億1000万円(1.1%増)。2期連続の増収増益だ。

営業利益率は5.0%、経常利益率4.6%。

既存店売上高は工具などのプロ商材、家電及び日用品などの販売強化により、前年比+1.9%となり、業界平均値▲0.3%を大きく上回っている。

子会社の建デポの売上高は、新店9店による上積みと法人会員のニーズ捕捉により増加。粗利益率は、PB商品拡大や原価改善などにより上昇している。

コーナンベトナムは、売上高は前年を上回るものの、景気冷え込みにより客数は伸び悩んだ。

HIひろせの売上高は、HC部門はペット・日用品やDIY用品が伸長した一方で、食品部門は地域的な価格競争により苦戦した。

グループ全体で43店舗の出店、2店舗を閉店した。2月末のグループ店舗数は636店舗。

2026年2月期は営業収益5236億円、営業利益256億円、経常利益240億円、純利益145億円と、3期連続の増収増益を目指す。

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