はるやまnews|年商361億円0.6%増・経常利益23.3%減の増収減益
(株)はるやまホールディングス(岡山県岡山市、中村宏明社長)が 2025年3月期の本決算を発表した。
2024年4月1日~2025年3月31日の連結業績は、売上高361億3500万円(前期比0.6%増)、営業利益6億2500万円(32.5%減)、経常利益9億6400万円(23.3%減)、当期純利益6億7000万円(65.2%増)となった。
営業利益率1.7%、経常利益率2.7%。
主力商品の需要が高まる第4四半期連結会計期間において、顧客一人当たりの購買単価が好調に推移したことで、売上高は前期比0.6%の増収となった。しかしながら、期初の予想通り為替変動・物価高騰の影響により商品原価が高騰し、売上げ総利益は214億6900万円(0.1%減)となった。
経営ビジョンである「地域に必要とされる店に」なるために、ボディリフレッシュカプセルを始めとした、さまざまなサービスとリラックス空間を提供する「ほっとひと息ステーション」をはるやまの店舗(10店舗)に新たに導入したこと、店舗の看板や外観などへの設備投資、システムの刷新などにより、販売費及び一般管理費が増加した結果、営業利益は前期比で3億1000万円減少した。
グループ全体で9店舗を新規出店し、13店舗を閉店(うち7店舗移転)した結果、3月末時点の総店舗数は370店となった。
2026年3月期は、売上高375億円(3.8%増)、営業利益6億3000万円(0.7%増)、経常利益10億円(3.7%増)、当期純利益5億円(25.4%減)を見込む。