サンデーnews|第2Q売上高248億円・経常利益23.9%増
(株)サンデー(青森県八戸市、大南淳二社長)が2026年2月期の第2四半期決算を発表した。
3月1日~8月31日の業績は、売上高248億4700万円(前年同期比0.8%増)、営業利益1億2400万円(10.9%減)、経常利益1億9300万円(23.9%増)、中間純利益6900万円(2.7%減)だった。
営業利益率は0.5%、経常利益率は0.8%。
同社は創業50周年の節目である2025年に「地域と向き合い、くらしに寄り添い、『笑顔あふれる毎日を』ともに」をパーパスとして、厳選した商品をお買い得価格で販売する「くらし応援」商品の提案や日々のくらしを豊かにするサービスの提案など、地域に暮らす顧客の満足度向上に向けた取り組みを進めた。
第1四半期(3~5月度)は春先の天候不順により、主力のガーデニング関連用品や農業資材、アウトドア用品が低調に推移した。一方で、第2四半期に当たる6月以降は気温が高い日が続いたことで、エアコンや扇風機など空調関連用品に加え、除草剤、殺虫剤などが伸長した。
節約志向に対応して価格訴求を強化した日用消耗品や加工食品、地域の関心事への対応として展開を強化した「防獣」「防災」「防犯」用品など、顧客のニーズに細かく対応した商品群についても好調に推移し、売上高が伸長した。その結果、第2四半期会計期間(6~8月度)は売上高、営業利益ともに前年を上回った。
7月にペット専門店「Zoomore(ズーモア) 郡山大槻店」を福島県郡山市に出店した。既存店においては、8月にホームセンター業態である釜石店(岩手県釜石市)を全面活性化し、住関連商品に加えて生鮮食品を含む食料品を豊富に取り揃える「ホームマート」へ業態転換した。同社のホームマート業態は、これまでは主に人口の少ないエリアを中心に展開する300坪型の小型店と位置づけていたが、今後はこれを進化させ、生活に必要な衣・食・住がワンストップで揃う新たな事業モデルと位置づけ、順次展開を拡大していく。