アクシアルnews|第2Q売上高1467億円6.5%増・経常利益59億円1.5%増
アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2026年3月期の第2四半期決算は売上高1467億1800万円(前年同期比6.5%増)、営業利益58億8600万円(1.2%増)、経常利益60億2600万円(1.5%増)、中間純利益が40億5400万円(1.4%増)だった。
営業利益率は4.0%(4.7%)、経常利益率は4.1%(4.8%)。

同グループはスーパーマーケットの「原信」「ナルス」「フレッセイ」の経営を事業主体としている。
既存店売上高は6.6%増。内容は客数0.3%増、客単価6.3%増。今期はグループの各出店地域で、競合他社の新規出店・改装が過去にないほど多く予定されている。
こうした状況に対し、営業政策は、低価格競争には正面から徹底的に向き合い、顧客にお薦めしたい価値ある商品を他社に負けない価格で提供するとともに、グループの意思が売場で伝わるよう、各店舗が販売方法の改善・工夫を進めている。
また単なる価格競争に終始するだけではなく、グループの特徴である「豊かさ、楽しさ、便利さ」を提供する商品、サービスの強化に一層努めている。近年、特に力を入れて進めている商品力強化の施策「おいしさ企画化計画」を推進することで、こだわりを持った独自商品を店頭に次々と送り出している。
客数は、”原信ナルスアプリ”のリニューアルに伴う機能見直しのため来店特典である「ご来店スタンプ」を廃止したことで、原信とナルスが一時的に下振れする影響を受けている。このような攻めの営業政策により、売上総利益率は前年同期に比べ低下したが、売上高、売上総利益は、中間連結会計期間では過去最高の実績となった。
期末店舗数は130店舖。原信67店舗、ナルス13店舗、フレッセイ50店舗。
