エディオンnews|第2Q売上高3857億円1.4%増・経常利益4.5%減

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)が2026年3月期の第2四半期決算を発表した。

4月1日~9月30日の連結業績は、売上高3856億6800万円(前年同期比1.4%増)、営業利益137億8700万円(4.9%減)、経常利益143億5300万円(4.5%減)となり、中間純利益93億3600万円(6.9%減)の増収減益だった。

営業利益率は3.6%、経常利益率は3.7%。

エディオングループは、さまざまな家電をまとめて操作できるIoT家電操作アプリ「エディオンスマートアプリ」のリリースや「くらしを、新しい角度から」をコンセプトとしたプライベートブランド家電「e angle(イーアングル)」の強化により顧客の利便性向上とDX強化を図っている。

商品別売上げでは、記録的な暑さが早い時期から到来し、特に6月の月平均気温が統計開始以降最も高くなるなどしたため、エアコンなどの季節商品は4月から6月の第1四半期は好調だった。しかしながら、猛暑は7月以降も続き依然として需要は高かったものの、消費が先行した影響などから上半期では季節家電は前年を下回る結果となった。

一方、2025年10月にサポート終了となったWindows10搭載パソコンの買い替え需要により、パソコンが伸長した。携帯電話については、高機能な新商品の発売や底堅い買い替え需要に下支えされ、販売台数の大幅な伸びを記録した。家庭用ゲーム機の新商品発売も影響し、ゲーム・玩具は前年を大きく上回った。

店舗展開については、家電直営店として2店舗を新設、2店舗を移転、2店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店舗は9店舗を新設、16店舗を閉鎖して、7店舗の純減少となった。これにより9月30日時点の店舗数はフランチャイズ店舗729店舗を含めて1183店舗となった。

通期は、7900億円(2.8%増)、営業利益250億円(6.9%増)、経常利益260億円(6.8%増)、当期純利益145億円(2.7%増)を見込む。

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