ナフコnews|第2Q営業収益910億円5.8%減・経常利益89.1%増

(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)が 2026年3月期の第2四半期決算を発表した。

4月1日~9月30日の業績は、営業収益909億9300万円(前年同期比5.8%減)、営業利益18億3300万円(106.5%増)、経常利益17億1000万円(89.1%増)、中間純利益8億1300万円(134.8%増)の減収、大幅増益となった。

営業利益率は2.0%、経常利益率は1.9%。

営業面では、異業種含む競合各社との競争激化や、昨年8月の日向灘地震や台風10号の影響で防災用品需要の反動減もあり、売上高は前期より減少した。一方で、販売費及び一般管理費については、依然として電気代が高止まりしているが、物流センターや店舗配送の運用の見直しを行い、物流費、配送費の削減ができたこともあり、前期より減少した。

新規出店につきましては、2店舗の新設を行い、退店につきましては3店舗の閉設を行い、当中間会計期間末における店舗数は34府県にわたり359店舗となりました。

セグメント別に見ると、「資材・DIY・園芸用品」の売上高は442億2200万円(4.2%減)。米不足の影響もあり、玄米保冷庫や米収穫用品などが大きく伸長した。猛暑の影響で、夏物衣料や散水用品などが好調に推移したが、昨年8月の日向灘地震や台風10号の影響で需要が高まった防災用品や台風対策用品の反動減があった。

「生活用品」の売上高は237億1200万円(6.9%減)。生活用品随意契約の政府備蓄米の販売を行ったこともあり、米は大きく伸長した。冷蔵庫やクリーナーなどの家電製品、果実酒瓶や漬物樽などの漬物用品も好調に推移したが、殺虫剤、洗濯洗剤、アウトドア用品が低調だった。

「家具・ホームファッション用品」の売上高は149億9200万円(9.1%減)。折りたたみラグカーペットやソファーベッドなどは好調に推移したが、ベッドや食卓セットなどが低調だった。

「その他」の売上高は81億7200万円(6.3%減)。自転車やカー用品は好調に推移したが、ドッグ・キャットフードなどのペット用品が低調だった。

店舗面では、2店舗を新設、3店舗を閉店したことで、9月末時点の店舗数は34府県に359店となった。

通期は、営業収益1730億8000万(4.8%減)、営業利益27億円(113.2%増)、経常利益27億6300万円(107.8%増)、当期純利益12億6000万円(585.3%増)を見込む。

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