ワッツnews|第1Q売上高154億円2.4%増・経常利益7.3%増
(株)ワッツ(大阪市中央区、平岡史生社長)が 2026年8月期の第1四半期決算を発表した。
2025年9月1日~11月30日の連結業績は、売上高153億5100万円(前年同期比2.4%増)、営業利益2億7100万円(1.6%増)、経常利益3億2900万円(7.3%増)、四半期純利益1億9400万円(1.6%増)と、増収増益だった。
売上高は、主に100円ショップ事業の既存店売上高が堅調に推移し増収となった。高額商品の積極導入をはじめとしたプロダクトミックスが功を奏し、外部環境が不安定な状況下においても売上総利益率は前年同期と同水準を維持している。販売費及び一般管理費は、既存店舗の改装費用、WebCM作成や各種プロモーション費用などにより増加しているが、計画内で推移している。その結果、営業利益、経常利益、四半期純利益は増益となった。
営業利益率は1.8%、経常利益率は2.1%。
100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」などを展開するワッツグループは、収益源の多角化を図るべく、国内100円ショップ事業だけではなく、ファッション雑貨店やディスカウントショップの運営などの国内その他事業、海外事業にも取り組んでいる。
国内100円ショップ事業の売上高は 143億2800万円(2.3%増)。POSデータを基に、立地や客層に合わせた品揃えをするため店舗の改装を進めている。並行して、売れ筋商品を中心に高額商品、オリジナルコスメ「fasmy(ファスミー)」、『自分時間の楽しみ方を形に』するライフスタイルブランド「Tokino:ne(ときのね)」、タレントとのコラボ商品などの取り扱いを充実させた結果、既存店売上高の対前年同期比は101.0%となった。また、一部地域でのナショナルブランド商品 (ディスカウントショップ「リアル」で扱っている洗剤などの日用消費財) の取り扱いや、SNSで人気を集めるダンスグループを起用した30周年WebCMの公開、テナント型店舗でのセルフレジの導入などを進めている。セルフレジ導入に関しては、全体の7割程度まで完了した。
国内その他事業の売上高は 8億3400万円(6.8%増)。心地よい生活を提案する雑貨店「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」は、関東地方のショッピングモールを中心に10店舗(2店舗純減)を展開する。スキンケア・メイクアップ用品、服飾雑貨などが好評で、顧客の人気を集めている。ディスカウントショップ「リアル」は、インフレ傾向のなかで顧客から支持され売上げは好調に推移している。100円ショップとのコラボ店舗を大阪府内で3店舗展開している。
海外事業の売上高は1億8800万円(7.4%減)。海外では日本式の100円ショップより安価な商品を取り扱う形態の店舗が増えており、従来の形態では評価されにくい状況になっていることから、直営店舗としては縮小し、卸売りの拡大に注力する方針に転換している。フィリピン、ベトナム、ラオス、香港など30カ国以上に商品を提供しながら、ナイジェリアやウズベキスタンを含む新規市場の開拓や支援強化を進めていく。
100円ショップ事業では、直営が47店舗出店し、16店舗退店して1849店。FCが9店で、計1859店となった。国内その他事業では、Buona Vita10店舗、リアル7店舗、その他1店舗の計18店舗。海外事業の店舗数は 4店舗。11月末時点の店舗数は 1930店。
