ナフコニュース|売上高2310億円の微増収/熊本地震の特損で純利益大幅減
(株)ナフコ(本社:北九州市、石田卓巳代表取締役社長)は、2017年3月期の決算を発表した。現在西日本を中心に、家具・ホームファッションストア、ホームセンターを展開する。日本のホームセンター業界では第5位。
2017年3月期の業績は、売上高2310億4000万円(前期比0.5%増)、営業利益87億3300万円(0.3%増)、経常利益91億7000万円(1.5%減)、純利益43億5800万円(16.2%減)。微増収で営業利益は微増益なるも、経常利益と純利益は減益となった。
2016年4月に発生した熊本地震の影響により、固定資産や棚卸資産の毀損が発生し、滅失等による震災関連費用が10億0600万円に上った。また9月に発生した台風16号の被害による災害関連費用4100万円を特別損失に計上したことにより、純利益が大幅に減少した。
年度末の店舗数は、鹿児島県から宮城県までの33府県にわたり371店舗(内1店舗は休業中)。新規開店したのは、福岡県に3店舗、長野県、茨城県に2店舗、大分県、京都府、大阪府、三重県、埼玉県に各1店舗の12店舗。また、既存店の活性化を図るため5店舗を増床し、同時に既存店の見直しのため5店舗を閉鎖した。
商品別では「資材・DIY・園芸用品」の売上高は932億3400万円(1.2%増)、売上総利益323億9000万円(0.9%)、売上総利益率は34.7%。
「生活用品」の売上高は668億5300万円(1.5%増)、売上総利益177億5400万円(0.4%減)、売上総利益率は26.6%。
「家具・ホームファッション用品」の売上高は502億8200万円(3.1%減)、売上総利益196億9400万円(3.1%減)、売上総利益率39.2%。
次期業績の見通しは、売上高2312億円(0.1%増)、営業利益97億円(11.1%増)、経常利益99億円(8.0%増)、純利益56億円(28.5%増)を見込む。
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