ユニー第1四半期純利益▲88.4%の理由
ユニーグループ・ホールディングスが、
苦戦している。
日本小売業第6位。
2日に発表した2014年2月期の第1四半期(3~5月)決算。
売上高は2463億8200万円(前年同期比▲2.2%)、
営業利益は68億5400万円(同▲29.8%)、
経常利益は65億1700万円(同▲31.4%)。
そして今期の純利益は、
前年同期比▲88.4%、
23億9200万円の大幅減益となった。
前年同期は、
コンビニエンスストアのサークルKサンクスを完全子会社化した際に、
負ののれん発生益として164億7100万円を特別利益に計上した。
その反動で、大幅減益。
「負ののれん発生益」は、
(取得企業の資産ー取得企業の負債) > 取得原価
の場合に、その差額が利益計上されるもの。
2014年2月期通期の業績予想は、
売上高1兆0298億円で従来から据え置いた。
2013年2月期の売上高は1兆0303億円。
2014年2月期は、
総合小売事業が、地盤の東海地方でGMSのドミナントを強化し増益、
コンビニ事業は店内設備を強化することに伴い、
一時的な減益を見込んでいる。
イオン、セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ総合小売業のユニーGHD。
これからの挽回は、
リージョナルチェーンに徹することだと、
商人舎は考え、それに期待している。
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