クスリのアオキnews|17年5月期は新店85店で年商1887億・経常111億円
(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)は、2017年5月期(2016年5月21日~2017年5月20日)の本決算を発表した。
売上高1887億4400万円、営業利益106億7600万円、経常利益111億1000万円、純利益81億8100万円となった。
売上高対比の営業利益率は5.7%、経常利益率は5.9%。
昨2016年11月21日付でクスリのアオキホールディングスを株式交換完全親会社、クスリのアオキを株式交換完全子会社とする株式交換を実施した。1
この株式交換は、企業結合会計上の逆取得に該当する。クスリのアオキホールディングスが被取得企業、クスリのアオキが取得企業となるため、連結財務諸表では、クスリのアオキホールディングスの株式交換直前の財務諸表上の資産・負債を時価評価した上で、識別可能な資産・負債をクスリのアオキの貸借対照表に引き継いでいる。
この決算期は、既存店の活性化に注力し、19店舗の全面改装を実施した。
出店は、ドラッグストアを合計70店舗出店して、ドミナント化を推進した。中部地方では石川県に4店舗、富山県に1店舗、福井県に3店舗、岐阜県に11店舗、愛知県に6店舗、三重県に4店舗、新潟県に4店舗、長野県に3店舗、近畿地方では滋賀県に4店舗、奈良県に1店舗、京都府に1店舗、さらに関東地方では群馬県に15店舗、埼玉県に8店舗、栃木県に5店舗。
ドラッグストア併設調剤薬局を合計15店、新規に開設した。石川県に2薬局、富山県に2薬局、福井県に1薬局、新潟県に2薬局、長野県に2薬局、群馬県に2薬局、岐阜県に1薬局、滋賀県に2薬局、愛知県に1薬局。
一方、ドラッグストア1店舗(スクラップ&ビルドによる退店)、調剤専門薬局1店舗を閉店した。
この結果、年度末のグループ店舗数は、ドラッグストア380店舗(内調剤薬局併設174店舗)、調剤専門薬局6店舗の合計386店舗となっている。
商品部門別売上高は、ヘルス(医薬品や健康食品等)237億1200万円(売上構成比12.6%)、ビューティ(カウンセリング化粧品やフェイスケア商品等)344億5800万円(同18.3%)、ライフ(食品や家庭用品等)1119億3100万円(同59.3%)、調剤(薬局で処方する医療用医薬品)186億4200万円(同9.9%)となっている。
2018年5月期の店舗投資計画は、新規エリアへの進出を含めて、ドラッグストア72店舗の新規出店を計画している。調剤マーケットは事業拡大に向けて、ドラッグストア併設調剤薬局25薬局の新規開設を計画している。
既存店についても、品揃えの見直しや全面改装の実施など、引続き活性化を図っていく。
次期連結業績の予想は、売上高2200億円(前年同期比16.6%増)、営業利益9億2200万円(同2.3%増)、経常利益115億円(同3.5%増)、当期純利益純利益82億円(同0.2%増)を見込んでいる。
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