セブン&アイnews|6月度は7-11が4%増/ベニマル3%増/ヨーカ堂4%減

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が、6月度の営業情報を発表した。

セブン-イレブン・ジャパン(古屋一樹社長)のチェーン全店売上高は、前年同月比4.2%増と好調。既存店は、売上げ1.5%増、客数1.2%増、客単価0.3%増だった。

5月末の店舗数は1万9588店。前月からわずか9店舗増と、出店ペースは下がった。

米国7-Eleven, Inc.のチェーン全店総売上計は、11.4%増、商品売上げ6.5%増、ガソリン売上げ18.4%増。アメリカ国内既存店の商品売上げは4.9%増。

総合スーパーの(株)イトーヨーカ堂(三枝富博社長)の売上高は▲4.2%、商品売上げ▲3.2%、テナント他は▲5.3%だった。既存店の商品売上高▲3.9%、客数▲4.6%、客単価0.7%増。客数減が5%に近い点に不安なものを感じる。

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)の売上高は2.5%増。ただし既存店は売上高▲0.6%、客数1.0%増、客単価▲1.6%。こちらは客数を維持している。

(株)そごう・西武の売上高は▲6.8%、既存店売上高は横ばい。

デニーズを展開する(株)セブン&アイフードシステムズ(小松雅美社長)の売上高は▲4.4%。
既存店の売上▲3.4%、客数▲6.5%、客単価3.3%増だった。客数減はやはり課題。5月に続き前年比マイナスで、改善が急がれる。

検索ワード:セブン-イレブン イトーヨーカ堂 ヨークベニマル そごう・西武 デニーズ

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