あらたnews|日用雑貨卸トップは第1Q売上高3.6%増/経常利益23%増

日用雑貨卸売のトップ企業㈱あらた(東京都江東区、須崎裕明社長)の2018年3月期の第1四半期決算が発表された。

売上高は1837億0100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は24億5700万円(20.4%増)、経常利益は27億0100万円(23.1%増)、四半期純利益は17億9500万円(36.4%増)と絶好調。

売上対比の営業利益率は1.33%、経常利益率は1.47%。前年度の営業利益率は1.05%、経常利益率は1.11%だったから、第1四半期の利益率はわずかに改善されている。

あらたは3年後の2020年3月期に売上高7600億円、経常利益100億円、当期純利益60億円を目標とする中期経営計画を策定し、活動を開始している。
中期経営計画の基本方針は次の3つ。
1.成長戦略を描き続ける。
2.未来への布石を打つ。
3.経営基盤の更なる強化。
これを実現すべく、10年・20年先の「あるべき姿」を見据えた積極的な投資や環境変化への対応力のある組織体制の実現にむけて動きだしている。

第1四半期のカテゴリー別売上実績は、次の通りである。
(1)Health & Beauty 538億87100万円(105.2%)
(2)トイレタリー 484億7000万円(103.1%)
(3)紙製品 369億0400万円(102.6%)
(4)家庭用品 124億6300万円(102.0%)
(5)ペット用品・その他 319億9100万円(102.8%)

また業態別売上実績は、次の通りである。
(1)ドラッグストア 882億1200万円(105.9%)
(2)ホームセンター 311億9700万円(102.4%)
(3)スーパーマーケット 217億3200万円(99.3%)
(4)ディスカウントストア133億6400万円(105.6%)
(5)GMS 123億9000万円(109.4%)

伸び率だけで見ると、GMS9.4%、ドラッグストア5.9%、ディスカウントストア5.6%、ホームセンター2.4%の順。食品に特化し始めたスーパーマーケットは0.7ポイントのマイナスだった。

検索ワード:あらた 2018年3月 第1四半期 決算

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