コナカnews|第3Qは売上高1.9%減・経常利益4.9%増/経常利益率6.5%

紳士服チェーン第3位の(株)コナカ(神奈川県横浜市、湖中謙介社長)が、2017年9月期の第3四半期決算を発表した。

第3期までの累計売上高は553億4800万円(前年同期比▲1.9%)、営業利益30億1600万円(▲18.7%)、経常利益36億1600万円(4.9%増)、純利益は20億6100万円(9.7%増)で、減収増益だった。

売上高対比の営業利益率は5.5%、経常利益率は6.5%。

主力のファッション事業の売上高は、前年同期比1.7%減の539億7600万円と減収だった。ニュージーランドウールを使用したリアルコレクションスーツやクールビズ対応の機能性ドレスシャツの販売を強化した。また、不採算店舗の閉鎖を行い、カスタムオーダーの新業態店「DIFFERENCE」を積極的に出店した。

コナカはメンズ・レディースファッション専門店として4タイプの店舗を展開する。
第1の「紳士服のコナカ」は、デザイナーズブランドや、高機能商品を揃える。
第2の「SUIT SELECT」はクリエイティブディレクター佐藤可士和氏プロデュースによる、若年齢層向けのコンセプトショップだ。
第3の「DIFFERENCE」は、2016年、青山に1号店を出店した新フォーマットだ。初回は店頭で採寸し、2着目以降はスマホからカスタマイズや注文ができる。
第4の「KONAKA THE FLAG」は、コナカの旗艦店舗。幅広いサイズや商品を揃える。

2017年2月現在の店舗数は、紳士服のコナカ203店舗、SUIT SELECT 164店舗、DIFFERENCE 9店舗、KONAKA THE FLAG 1店舗の、合計377店舗となっている。

レストラン事業は、売上高11億7600万円(前年同期比▲20.1%)となった。「サンマルク」事業は中止したが、とんかつ・かつ丼の「かつや」、からあげ専門店「からやま」の展開を推進した。

教育事業は、売上高1億9500万円。英語教育を柱としたKids DuoInternationalを4月1日に開園した。

通期の業績は、売上高716億円(2.8%増)、営業利益26億円(15.8%増)、経常利益30億円(62.1%増)、純利益15億円を予想している。

検索ワード:コナカ 紳士服のコナカ 第3四半期 決算

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