PLANTnews|8月は惣菜好調で既存店・全店ともに売上高1.9%アップ
(株)PLANT(福井県坂井市、三ッ田佳史社長)の8月の営業概況が発表された。スーパーセンター企業としてユニークな成長を遂げてきた同社の、月次の締めは20日である。したがって7月21日から8月20日の、まさにお盆商戦を含んだ数値となる。
既存店ベースでは、8月の売上高は前年同月比1.9%増、客数は前年並みを維持したため、客単価は1.9%増。
全店ベースでも、売上高は1.9%増、客数も前年並みを維持し、客単価は1.9%増と堅調だった。
同社の武器となっている惣菜バイキング、ジャンボおにぎり、ピザの好調が継続している。それに加えて、前年よりも日曜日が1日多かったこと、および祝日の「山の日」が金曜日だったこと、お盆休みが長期化したことも影響し、盆商戦はおおむね順調に推移して、売上高・客数ともに前年超えとなった。
一方で、同社の出店地域では前年よりも雨の日が多く、後半は気温が低い日もあったことから、飲料やアイスクリーム、バーベキュー用品などの行楽商品は伸び悩んだ。
PLANTは2017年9月が決算期。第3四半期までの成績は、売上高が642億3800万円(前年同四半期比1.6%減)、売上総利益は127億7900万円(0.3%減)、営業利益は11億0500万円(35.7%減)、経常利益は11億7600万円(32.2%減)だった。
8月は1.9%の伸びだったが、9月の第4四半期終了までに、前年並みの業績を回復するのは難しい状況だろう。
検索ワード:プラント PLANT 8月 売上高