セブン&アイnews|9月は7-11が3.4%増/ベニマル2.7%増/ヨーカ堂1%減

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、9月度の営業情報を発表した。

(株)セブン-イレブン・ジャパン(古屋一樹社長)のチェーン全店売上高は、前年同月比3.4%増と好調を維持。7カ月連続で昨対を上回った。既存店は、売上げ1.3%増、客数▲1.2%、客単価2.5%増だった。

9月末の店舗数は1万9860店で、前月から9店舗増となった。

米国7-Eleven, Inc.のカナダを含むチェーン全店総売上計は、12.1%増、商品売上げ4.0%増、ガソリン売上げ23.6%増。アメリカ国内既存店の商品売上げは2.0%増。

総合スーパーの(株)イトーヨーカ堂(三枝富博社長)の全店売上高は▲1.0%で、その内訳は商品売上げ▲0.7%、テナント他は▲1.8%。既存店は売上高▲2.3%、客数▲2.7%、客単価0.5%増。客単価がわずかながらプラスに転じたのは好材料だが、客数のマイナスが売上げ減に影響を及ぼした。

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)の売上高は2.7%増。既存店は売上高0.1%増、客数±0%、客単価±0%。売上高はプラスで、客数、客単価はともに横ばい。

(株)そごう・西武の全店売上高は▲9.3%、既存店売上高は3.5%増。

デニーズを展開する(株)セブン&アイフードシステムズ(小松雅美社長)の全店売上高は▲0.1%。
既存店売上高は1.2%増、客数は▲0.4%、客単価が1.7%増。客単価が客数のマイナスをカバーした。

セブン、イトーヨーカ堂、デニーズの3社は客数が減少している。その中で増収とはいかなかったものの、ヨークベニマルは客数前年同月を維持したことで、売上げ増収にもつながった。

検索ワード:セブン-イレブン イトーヨーカ堂 ヨークベニマル そごう・西武 デニーズ 9月

 

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧