USMHnews|11月までの累計売上高5159億円前年0.6%増/既存店0.8%減
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長、略称U.S.M.H)の11月売上高が発表された。U.S.M.H は(株)マルエツ、(株)カスミ、マックスバリュ関東(株)の3社で構成される。
U.S.M.Hの11月度売上高は568億3400万円、前年同期比0.6%増。既存店は客数が0.6ポイント前年を下回り、売上高は0.6%減。
3月から11月までの累計売上高は5159億1000万円で0.8%増。既存店売上高は99.2%と前年同期に比べて0.8ポイント下がった。客単価は横ばいだったが、客数0.8%減がそのまま響いた。
マルエツの11月の既存店売上高は0.8%減。客数1.5%減、客単価0.2%減。3月からの累計では売上高2770億3300万円で0.2%増。既存店は0.4%減。客単価が前年を0.1ポイント上回ったものの、客数が0.5ポイント下回った。
カスミの11月既存店は客数0.4%、客単価0.1%の伸長で、前年比0.5%増。3月から11月の累計では売上高2070億2000万円で2.7%増と堅調だ。しかし、既存店売上高は1.2%減で、客数1.0%減、客単価0.2%減と、ともに前年を下回った。
マックスバリュ関東は既存店2.7%減。客単価は横ばいだったものの、客数2.7ポイント減がそのまま響いた。11月までの累計は318億5700万円。前年比93.8%と6.2ポイントの減少。既存店でも客単価は1.0%の伸びだったが、客数3.1%減で、既存店売上高は2.1ポイント前年を割った。
第3四半期までは三者三様の成績ながら、共通しているのは既存店客数の減少だ。競争が激しい首都圏とはいえ、既存の店舗の集客力をいかに高めるか。客数問題が残り第4四半期の重要なテーマになる。
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