イオンnews|12月既存店/イオンリテール&ウエルシア増収・専門店苦戦
イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)が主要15社の2017年12月度の営業概況を発表した。
まずGMS(総合スーパー)業態。
主力のイオンリテール(株)(千葉市美浜区、岡崎双一社長)は、既存店売上高が前年同月比0.6%増、全店ベース売上高は2.0%増だった。
イオン北海道(株)(札幌市、星野三郎社長)は既存店が2.1%増、全店でも2.1%増と好調。
イオン九州(株)(福岡市博多区、柴田祐司社長)は、好調だった既存店が3カ月ぶりに0.4%の減収となり、全店でも0.7%のマイナスだった。
スーパーマーケット業態のマックスバリュは全国に7社ある。
マックスバリュ北海道(株)(札幌市中央区、出戸信成社長)は、既存店2.3%増、全店4.5%増。
マックスバリュ東北(株)(秋田市、佐々木智佳子社長)は、既存店0.4%増、全店0.8%増。
マックスバリュ東海(株)(静岡県鵔東郡、神尾啓治社長)は、既存店0.2%減、全店1.9%増。
マックスバリュ中部(株)(名古屋市中区、鈴木芳知社長)は、既存店1.0%減、全店2.0%増。
マックスバリュ西日本(株)(広島市南区、加栗章男社長)は、既存店0.5%減、全店0.7%増。
マックスバリュ九州(株)(福岡市博多区、佐々木勉社長)は、既存店が1.0%増、全店で2.3%増。
そしてマックスバリュ関東(株)は、(株)マルエツ、(株)カスミとユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長)を構成して、このグループは既存店0.3%増、全店では1.6%増だった。
スーパーマーケットで既存店・全店ともに前年をクリアしたのはマックスバリュ北海道・東北・九州の3社とユナイテッド。既存店が前年割れだったのはマックスバリュ中部・東海・西日本の3社。
コンビニエンスストアのミニストップ(株)(千葉市美浜区、藤本明裕社長)は、既存店が横ばい、全店では0.2%増。
ドラッグストアのウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、水野秀晴社長)は、既存店6.0%増、全店で13.5%増で、引き続き好調だ。
専門店の主力2社は既存店、全店ともに前年割れ。
衣料品専門店の(株)コックス(東京都中央区、吉竹英典社長)は、既存店3.7%減、全店で0.9%減。
靴専門店の(株)ジーフット(東京都中央区、堀江泰文社長)は、既存店4.3%減、全店で3.7%減。
アミューズメント施設を運営する(株)イオンファンタジー(千葉市美浜区、片岡尚社長)は、既存店4.2%増、全店が5.5%増。
コンビニ、ドラッグストア、アミューズメントは好調に推移した。一方、専門店こそ、12月に稼がなければならないが、12月の専門店2社は厳しい数値で終わっている。
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