マックスバリュ西日本news|広電ストア5店舗と移動販売事業を譲受
マックスバリュ西日本(株) (広島市南区、加栗章男社長)は、(株)広電ストア(広島市中区、脇本和男社長)および広島電鉄(株)(広島市中区、椋田昌夫社長)から、広島市内のスーパーマーケット「マダムジョイ」全5店舗と移動販売事業を譲受する基本協定書を7月23日付けで締結した。
9月25日に事業譲渡契約書を締結して、広電ストアは9月末までに全店を閉店する。一方、マックスバリュ西日本は10月1日付けで事業を譲り受け、改装して10月下旬のオープンを目指す。
マダムジョイ5店舗は、
1.楽々園店(1972年3月23日開設、売場面積1716㎡、広島市佐伯区楽々園)
2.矢野店(1977年3月24日開設、売場面積1210㎡、広島市安芸区矢野東)
3.千田店(2000年10月2日開設、売場面積1689㎡、広島市中区東千田町)
4.江波店(2000年11月24日開設、売場面積1428㎡、広島市中区江波西)
5.マダムジョイ牛田店(2013年7月5日開設、売場面積836㎡、広島市東区牛田旭)
広電ストアの親会社である広島電鉄の2018年3月期は減収で、営業利益、経常利益ともに赤字だが、バス路線の補助金を得て純利益はかろうじて確保した。コスト削減などを進めてきたが、営業は厳しく、マダムジョイ店舗の譲渡先を探していた。7月に発生した西日本豪雨が追い打ちをかけたのだろう。
一方のマックスバリュ西日本は、20日付けで連結子会社の永旺美思佰楽(青島)商業有限公司を解散して中国事業から撤退し、国内事業に投資を集中させると発表したばかりだ。