スーパーバリューnews | ロピアHDが51.62%を保有して筆頭株主に

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(株)スーパーバリュー(埼玉県上尾市、岸本圭司社長)は7月15日開催の取締役会で、(株)ロピア・ホールディングス(以下、ロピアHD、神奈川県川崎市、高木勇輔社長)との資本業務提携契約の締結および同社を引受先とする第三者割当による新株式の発行を決議した。これにより、ロピアHDの出資比率は51.62%となり、スーパーバリューはその子会社となる。取得株式数は241万4700株、払込金額は22億9879万4400円。

スーパーバリューはスーパーマーケット事業とホームセンター事業を展開する。
埼玉県19店舗、東京都12店舗、千葉県3店舗で合計34店舗。スーパーマーケット単独は24店、複合店は10店舗。2022年2月期の売上高720億8400万円(前年増減率9.6%減)、8億300万円の営業損失。コロナ特需の反動による売上げ減に加え、ポイント販促の強化による利益率の減少が主な要因だ。

一方、ロピアHDは本提携発表資料によれば、2022年2月期営業収益90億4200万円だが、事業会社である(株)ロピアは営業収益2469億円(2022年2月時点)のスーパーマーケット事業を運営している。

今回の提携では、①両社の共同によるスーパーバリューの店舗改装と新店開発、②ロピアのプロセスセンターからの商品提供および物流センターの活用、③ロピアからの取締役の一部派遣、などが盛り込まれている。

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