ファミマnews|「Famima Sweets」改良/新アイテム投入で割引販促実施
ファミリーマート(東京都豊島区、澤田貴司社長)は、手づくりデザート「Famima Sweets(ファミマスイーツ)」を2018年11月6日(火)から順次リニューアルする。
改良のポイントは3点だ。
一つは、原材料・製法の見直し。生クリームは、北海道産生クリームをブレンドし、ブレンド用ホイップクリームを見直すことで、“濃厚×すっきり” な味わいに変える。クレープ生地は、デンプン・卵の配合を見直すことで、 “しっとり、もちもち食感” のクレープに仕上げる。メレンゲでつくるスフレやシフォン生地、スチームで蒸したプリンなど、専門店レベルの技術を導入する。
二つ目は、定番商品の改良だ。シュー生地は、専用にブレンドした小麦粉を使う。カスタードクリームは、指定農場で生産された卵の配合比率を高め、より濃厚に仕上げる。「とろける窯出しプリン」は、ビターなカラメルでより本格的な味わいに、タルトは、焼成後にコーティングのひと手間を加えることで、サクサク感を強める。
三つ目は、パッケージデザインのリニューアル。白を基調にしたデザインで売場に統一感を演出し、商品写真を入れて訴求力を高める。
シリーズ改良に合わせて「クリームシフォン」(税込価格248円、以下同じ)や「ファミクレープ チョコ&バナナ」(198円)、「スフレ・プリン」(278円)などの新商品を投入する。
またリニューアルを期に、ファミリーマート・サークルK・サンクス約1万6700店で割引クーポンのプレゼント企画を11月20日(火)から1週間開催する。
コンビニスイーツは専門店からの需要を奪う勢いで販売が伸びている。だからより専門店並みの品質に近づけるためには改良が必至である。