西友news｜西友上福岡店｢店内植物工場｣で無農薬水耕レタス栽培･販売

合同会社西友（東京都北区、リオネル・デスクリー社長）は、植物工場に関する研究開発・コンサルティング業務を手掛けるプランツラボラトリー(株)（東京都港区、代表者湯川敦之）と共同で、埼玉県ふじみ野市の西友上福岡店に「店内植物工場」を開設して、無農薬の水耕栽培レタスを2月26日(水)から販売する。

店内植物工場は、西友上福岡店3階の約45坪の区画に、プランツラボラトリーの水耕栽培装置を設置して運用する。店内植物工場内の専任のスタッフが毎日収穫する。包装されたレタスは、すぐに地下1階の西友の野菜売場に並び1株137円で販売される。また近隣の西友店舗でも販売していく予定だ。

安心・安全、産地からの距離が近いなどの点から、地場野菜や契約野菜など生産者の顔が見える野菜、鮮度の高い野菜への顧客ニーズが高まっている。「店内植物工場」はその流れに沿ったコンセプトである。また、屋内のため天候に左右されない安定的な商品供給が可能となる。地産地消ならぬ「店産店消」として、サステナビリティにつながる取り組みともいえる。

ニューヨークのブルックリンにあるホールフーズ環境対策店は屋上にプランツ工場を持ち、そこで栽培された野菜を「ゴッサムグリーン」と名付けて商品化して販売している。それと同様の取り組みだ。