イオンnews|首都圏24店舗でケージフリーのPB「平飼いたまご」発売、順次拡大

イオン(株)(千葉県千葉市、岡田元也社長)は2月19日(水)から東京・千葉・神奈川の「イオン」「イオンスタイル」の24店舗で、“ケージフリー”で飼育した鶏から産まれた「トップバリュ グリーンアイナチュラル 平飼いたまご」を販売する。6個入りで本体価格298円。今後、産卵する鶏の繁殖数を増やすことで、取り扱い店舗数を順次拡大する計画だ。

日本では、鶏の行動が制約される“バタリーケージ”と呼ばれる飼育方法で産まれたたまごが多いが、欧米では「アニマルウェルフェア」の観点から、鶏の健康やストレス軽減に配慮した飼育を重視し、法的に規制を強化する動きが広がっている。ホールフーズの「5Step Animal Welfare Rating Standards(家畜の取り扱いに関する5段階評価基準)」がその代表だ。5段階評価基準の最初のステップ1は「かごや檻の中での飼育を禁止」した飼育法。今回のイオンの平飼いたまごは、これに相当する。

鶏が自由に動き回れる飼育スペースの確保や衛生管理に加えて、抗生物質、抗菌剤、成長促進剤不使用の飼料で育てられている。

トップバリュグリーンアイナチュラルは、「グリーンアイオーガニック」「グリーンアイフリーフロム」とともにトップバリュから派生したライフスタイルブランドの一つだ。水産物は、資源や環境に配慮した完全養殖、MSC・ASC認証商品への切り替えや、畜産物は、飼料にこだわり、抗生物質・抗菌剤などの動物医薬品を使わずに飼育するなど、「自然にやさしいものは、カラダにもやさしい。」をコンセプトに商品開発を行っている。

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