ファミマnews|ヴィーガン推奨マーク取得「ベジバーグ丼」都内店舗で販売

(株)ファミリーマート(東京都港区、澤田貴司社長)は、食の多様化や健康志向の高まりに合わせ、大豆ミートを使用することで肉を一切使わないハンバーグ丼「ベジバーグ丼」(本体462円)を、東京都のファミリーマート約2400店で、3月17日(火)から発売する。

このベジバーグ丼は、ファミリーマートとして初めて、日本ベジタリアン協会のヴィーガン推奨マークを取得している。ヴィーガンとは肉・魚などの動物性食品だけでなく、卵・乳製品・ハチミツ・ゼラチンなど「動物から得たモノ」を一切口にしない人たち。ベジバーグ丼は大豆ミートだけでなく、原料には動物由来の食材(肉、魚、玉子、蜂蜜、乳製品)を一切使用していない。

植物性たんぱく質は、家畜に比べて水や生育に掛かるエネルギーといった環境負荷が少ない。とくに大豆は「畑の肉」と言われるほど、植物性タンパク質をはじめとした栄養が豊富に含まれている。そこで大豆の加工食品である大豆ミートは、ベジタリアンや健康志向の人、環境への配慮を考える人たちが注目している食材だ。

大豆ミートのハンバーグは、大きさや形の違う大豆ミートを組み合わせ、ローストオニオンの香りで、ハンバーグの食感やジューシー感、香りを再現している。ソースは、小麦粉を植物性油脂で焼き上げ、トマト・マッシュルーム・玉ねぎ・人参の野菜の旨味を活かしコクと深みのある味に仕上げている。付け合わせには人参の甘煮や焼いたカボチャ・赤ピーマンといった緑黄色野菜を添えられている。

日本ベジタリアン協会(Japan Vegetarian-Society)は、1993年設立、2001年にNPO法人の認証をうけたベジタリアン市民団体。1908年設立されたベジタリアン団体の国際統括機関である国際ベジタリアン連合(IVU)に加盟し、国際水準のベジタリアン食を提唱している。

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