ベイシアnews|近大とニチレイフーズ開発「アセロラぶり」全店で限定販売

(株)ベイシア(群馬県前橋市、橋本浩英社長)は、近畿大学(大阪府東大阪市、細井美彦学長)とニチレイフーズ(東京都中央区、竹永雅彦社長)が共同開発した養殖ブリ「アセロラぶり」を販売する。

近畿大学で生産されたアセロラぶり900尾を、近畿大学発ベンチャー企業・アーマリン近大の関連会社である(株)食縁が活〆してフィレ加工したものを、1月30日(土)から小型店のベイシアマートを除く全店舗で扱う。アセロラぶりはサク100g 398円、お造り8切398円、生寿司6貫398円(いずれも本体価格)で提供する。

アセロラぶりはニチレイアセロラ商品の生産で生成される副産物のアセロラ搾りかす粉末を、配合飼料に加えた餌で養殖される。アセロラの搾りかすにはアントシアニン系のポリフェノールとビタミンCが多量に含まれている。このアセロラ由来の抗酸化ポリフェノールによって鮮やかな赤身が持続し、後味のすっきりした味わいのブリに仕上がる。近畿大学とニチレイグループで2018年から共同研究を開始して商品化された。

たとえば従来品よりも冷蔵品では平均して約2日間長く鮮やかな赤身の色を保持できる。食味試験では、「後味に鉄臭さがない」「旨味がわかりやすい」「渋みがない」「ブリ特有の養殖臭がしない」「爽やかな味わい」であることが確認されている。

ベイシアと食縁は、2017年に「持続可能な養殖水産物の普及に関する協定」を締結し、天然資源を減らすことがない持続可能な水産物の提供に取り組んでいる。

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