ファミマnews|10/19「お母さん食堂」など統合し新PB「ファミマル」展開開始
(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は新たなブランド「ファミマル」を立ち上げ、プライベートブランド(PB)商品を2021年10月19日(火)から全国のファミリーマート約1万6600店で順次展開する。
このファミマルは、40周年企画「40のいいこと!?」の5つのキーワードである「もっと美味しく」「たのしいおトク」「『あなた』のうれしい」「食の安全・安心、地球にもやさしい」「わくわく働けるお店」のすべてに関連した取り組みとして立ち上げられた。
現在、「ファミリーマートコレクション」「お母さん食堂」として展開している約660種類の商品を来春までに「ファミマル」に切り替え、同時に、おむすび、弁当、サンドイッチ、うどん・そば・ラーメンなどの中食商品も「ファミマル」ブランドとして順次展開していく予定だ。
これまで、ファミリーマートでは、日用品・菓子・加工食品・飲料などのPB商品を「ファミリーマートコレクション」、惣菜をはじめ、日配品・冷凍食品などのPB商品を「お母さん食堂」として展開してきた。ファミリーマートのPB商品を情報発信力のより高いものにするために、2つのブランドを1つに統合し、新プライベートブランド「ファミマル」にすることとした。ロゴは「おいしい」「うれしい」「あんしん」の「マル」と「ファミマ」を組み合わせたもの。
「ファミマル」は、家族の日常を豊かにする加工食品や菓子・日用品・飲料などの「ファミマル」約350種類、家族の食卓を支える惣菜や冷凍食品に、弁当・サンドイッチなどの中食商品を加えた「ファミマルKITCHEN」約450種類、素材や製法に特にこだわった上質な美味しさ”を提供するプレミアムライン「ファミマルKITCHEN PREMIUM」約10種類の3つのライン、合計約810種類のラインナップとなる。
「ファミマル」のパッケージは、ブランドコンセプトである「ファミリークオリティ」を店頭でも発信していけるように、「誰にとっても(FAMILY)」、「楽しく(FUN)」、「わかりやすい(UNIVERSAL)」という点にこだわってデザインした。
パッケージデザイン全体を「円(=マル)」の印象にすることで、ファミマルブランドの統一感と新しさを創出した。さらに、真上から撮影した商品のシズル写真を使用することで、現代感が出るように工夫した。
産地や製法、環境への配慮などの情報を「アイコン」としてパッケージに掲載した。「アイコン」の中で、最もすすめたい要素を「アイキャッチ」として、カラーで大きく表示し、パッケージ上で目立つようにした。アイコンは特に、商品が信頼できる理由、安全・安心の裏付けになる情報を中心に作成している。
また、味の種類や商品カテゴリの違いに応じてパッケージの色を変えることで、顧客にとっては選びやすく、店舗で働くスタッフにとっては陳列しやすく、働きやすくなることを意識した。