ユニクロnews|「PEACE FOR ALL」の新作5組を12/16発売

(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、平和を願うチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」の新作をグローバルで発売する。12月16日(金)から全国のユニクロ店舗とオンラインストアで販売する。

今回の新作では、ピーナッツやスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンなど、ユニクロにゆかりのあるコラボレーターが特別に提供したグラフィックが登場するほか、映画界の世界的巨匠ヴィム・ヴェンダースが自ら撮影した写真もデザインとして展開する。サイズはXS~4XL、価格は1500円。

「世界の平和を心から願い、アクションする」という本プロジェクトの趣旨に賛同し、これまでにボランティアで参加したコラボレーターは全20組になった。ユニクロを展開する(株)ファーストリテイリングは、このTシャツの販売を通して得た利益の全額(1枚当たり販売金額の20%相当)を貧困、差別、暴力、紛争、戦争などによって影響を受けた人々に対して人道的支援を行っている団体に寄付する。

ユニクロは 2022年6月17日(金)、「服のチカラを、世界が少しでも良くなるために生かしたい」という想いで「PEACE FOR ALL」プロジェクトを開始した。これまでに安藤忠雄、イネス・ド・ラ・フレサンジュ、ジョナサン・アンダーソン、村上春樹など、多くの著名人がボランティアで参加し、この企画のために特別なデザインを提供してきた。同年9月時点で売上枚数は48万4381枚、収益金は1億4531万4300円(計算期間は同年8月31日まで)となり、国際的に支援活動をしている国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)、プラン・インターナショナル(Plan International)の3団体に寄付した。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は国連の難民支援機関。紛争や迫害のために避難を余儀なくされた難民や国内避難民、無国籍者などを保護・支援するために、さまざまなパートナーと連携しながら国際的な活動を主導する。シェルター、食料、水などの緊急援助物資の提供から、基本的人権の擁護、一人ひとりのより良い未来に向けた解決策の提示などを行っている。世界約135カ国で活動する。1954年、1981年にノーベル賞を受賞した。

セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)は 1919年に英国で創設された。子どもの権利のパイオニアとして、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指し、現在、世界約120カ国で子ども支援活動を展開する国際NGO。日本では1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立された。

プラン・インターナショナル(Plan International)は、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界75カ国以上で活動する国際NGO。創立は1937年。長年にわたって子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきた。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れている。

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