日生協news|国内製造のPB商品にRFM認証エコラベルをつけて発売

日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)は、「コープサステナブル」”海の資源を守る”シリーズの新商品として、「CO・OP ぶっかけ紅鮭いくら丼」と「CO・OP 塩紅鮭切身」にアラスカの「責任ある漁業管理(RFM)認証プログラム」エコラベルをつけて、5月から順次発売する。

これにより、「CO・OP ぶっかけ紅鮭いくら丼」と「CO・OP 塩紅鮭切身」にはMSC認証とアラスカのRFM認証の二つのラベルが記載される。また、アラスカのRFM認証エコラベルのついた日本国内製造のプライベートブランド商品は初となる。

MSC(Marine Stewardship Council、海洋管理協議会)認証は、水産資源を枯渇させないよう、持続可能で環境に配慮した漁業とそうした漁業で獲られた水産製品の管理に関する認証制度。

アラスカRFM(Responsible Fisheries Management:責任ある漁業管理)認証は、アラスカで開発された天然の水産資源を漁獲する漁業に対する認証プログラム。責任ある漁業管理のもと、アラスカの持続可能な漁業で漁獲された認証水産物であることを示す。

日本生協連では、2023年からアラスカの持続可能な漁業で漁獲された原料を使用する魚卵やサケ・マスの商品にアラスカRFM認証エコラベルをつけていく。

2022年度の水産エコラベル付き商品の組合員供給金額(推計)は、年間で100億円に到達した。水産部門のコープ商品における水産エコラベル付き商品の供給高構成比が2021年度の12.8%から2022年度は22.7%に伸長した。

日本生協連では、コープ商品「責任ある調達基本方針」のもと、「コープ商品の2030年目標」として、2030年に向けた持続可能な調達目標を設定している。2030年までに “⽔産物を主原料とする商品” (水産部門以外も含む)において、水産エコラベル付き商品の供給高構成比を50%以上という目標を掲げており、2022年度は15.9%に到達した。

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