明治屋news|創業140周年記念商品を明治屋ストアーで販売
(株)明治屋(東京都中央区、磯野太市郎社長)は、2025年に創業140周年を迎えた。それを記念して明治屋ストアーにおいて140周年記念商品を4月16日(水)から順次発売している。
140周年記念商品は以下の通り。
•明治屋 明治を懐かしむイチゴジャム
明治屋は1911年(明治44年)に「MY印イチゴジャム」を発売した。明治時代につくられていたジャムのレシピにならって、ザラメ糖で炊き上げた。ペクチンの代わりにレモン果汁を使用しており、自然な味わいを楽しめる。ごろごろと大きな粒の「あまおう」が贅沢にたっぷり入った甘く濃厚なジャム。405g、1394円(税込み、以下同じ)、限定5000個。
•J.J.モルチェ 明治屋創業140周年記念サンテミリオン
明治屋は、創業間もない頃からワインの輸入を始めた。1908年(明治41年)頃からはフランス ボルドーのワインネゴシアン(ワイン商)であるJ.J.モルチェ社のワインの一手販売を開始し、第一級ボルドーシャトーワインなどの一流品を扱ってきた。この商品は、J.J.モルチェ社が数あるつくり手の中でも60年以上という最も長期にわたって関係を築いてきた、信頼ある生産者のスペシャルキュヴェ。フロントラベルには、創業者ルイ・モルチェ氏の肖像画をあしらっている。ブドウ品種はメルロー85%、カベルネ・フラン15%、3630円、限定1500本。
•キリンビール 明治屋創業140周年記念スプリングバレー限定バッグセット
1888年(明治21年)、明治屋は「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」(現・キリンビール株式会社の前身)で製造された「キリンビール」の総代理店契約を締結し、1926年(大正15年)まで38年間「キリンビール」を一手に販売していた。記念セットは1セット当たりビール6缶パック(350ml)×1とエコバッグ×1で1617円、限定1200セット。
•月桂冠 明治屋140周年記念レトロボトル吟醸酒
1915年(大正4年)に明治屋は壜詰め日本酒「名誉月桂冠」の一手販売契約を大倉恒吉商店(現・月桂冠株式会社)との間で結んだ。壜は1910年(明治43年)に実用新案登録され、鉄道院の駅売り酒として採用されたことで月桂冠の名が全国に広がるきっかけとなった「大倉式猪口付瓶」の形状を模した。酒質は、伏見の伝統的な製法である「四段掛法」で醸した、甘口で濃醇なコクのある風味の「吟醸酒」。
•小岩井純良バター【復刻版ラベル】
日本のバターのさきがけとして1902年(明治35年)に誕生した「小岩井 純良バター」。乳酸菌で発酵させるヨーロッパの伝統的な製法を取り入れ、多くの手間と時間をかけて丁寧につくられた芳醇な香りは、当時の人々を大いに驚かせ、虜にした。
明治屋は1885年(明治18年)に横浜で創業し、食料品や酒類の輸入、ジャム、缶詰などの製造、そしてそれらを販売するストアーの展開を通じて食文化の向上に取り組んできた。「明治屋ストアー」はプレミアムスーパーを中心に、現在、全国に37店舗を展開している。