イオンnews|「トップバリュ グリーンアイフリーフロム」に焼売・餃子追加

イオン(株)(千葉県千葉市、岡田元也社長)はプライベートブランド「トップバリュ グリーンアイフリーフロム」に2アイテムを追加する。「純輝鶏 ふわとろ焼売」(10粒300g、税別298円)と「純輝鶏 あっさり餃子」(餃子12粒240g+たれ10g、税別298円)で、4月1日(日)から全国グループ約700店舗で展開する。

商品化には保存料・着色料・調味料(アミノ酸)を使用していない。主原料の純輝鶏、皮の原料である小麦や具材の野菜も国産素材を使用している。

トップバリュのグリーンアイは、“自然の恵みから生まれた素材を活かし、人と環境にやさしい商品を提供する”をブランドコンセプトにする。2016年11月に3つのラインに分けられた。

第1は、「トップバリュ グリーンアイオーガニック」で、農薬や化学肥料などを使用しない有機栽培を行い、公的なオーガニック認証を受けている商品。

第2が、「トップバリュ グリーンアイナチュラル」。化学合成された薬品や飼料の使用を可能な限り抑えて生産・飼育開発された商品。イオンの自社牧場で飼育しているタスマニアビーフや、持続可能な方法で漁獲されたMSC認証、ASC認証の魚などが、これに含まれる。

そして第3が、「トップバリュ グリーンアイフリーフロム」。添加物と原材料の中の109種類に配慮して開発された加工食品などだ。

今回の焼売と餃子は三番目のラインだ。使用されている純輝鶏(じゅんきけい)はイオンが2000年に開発したブランド鶏である。純輝鶏は、ひよこから成長までの全期間で、飼料には抗生物質、合成抗菌剤を使用していない。成長を促す動物用医薬品を使わず、時間と手間をかけて飼育されている。

それだけに鶏の健康管理には、専属獣医による定期的な診断と衛生的な環境づくりが徹底されている。これにより農場と処理場は、食品の安全と品質を管理する国際認証規格SQF(Safe Quality Food)を取得している。またSQFを取得している加工センターでは「産地パック」に取り組み、生鳥処理、お肉の小分け、パック包装の工程を一カ所で管理して、最短で店頭に配送する。

純輝鶏の肉質の特徴は、鶏肉本来のうまみや高タンパク質はそのままに、皮下脂肪を抑えることで、臭みが少ないことだ。余分な脂分がないため、ジューシーながら後味はさっぱりしている。肉質は引き締まっているから、歯ごたえが楽しめるうえ、煮崩れもしにくい。

イオンでは純輝鶏の多様な部位を、多様なカットで商品化を進め、今後も定番から季節商材まで幅広い加工品を開発する計画だ。

 

 

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