サミットnews|服部哲也専務が社長昇格/竹野浩樹社長は会長に就任
サミット(株)(東京都杉並区)は16日、代表取締役社長の交代を発表した。
4月1日付けで服部哲也取締役専務執行役員が昇格し、代表取締役社長に就任する。また同日、竹野浩樹代表取締役社長は退任し、取締役会長に就任する。
同社は、「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」を事業ビジョンに掲げ、お客に寄り添った店づくりを推進している。2017年度~2019年度までの中期経営計画「創革2019」では業績が計画以上に進捗している。
2020年度から始まる新中計のスタートにあたり、今後の成長を追求するうえで、経営の監督と執行を分離する。新会長は、事業ビジョンや成長戦略の策定・実践、住友商事グループとの連携を主導する。そして新社長が執行の責任を担う体制に移行する。
■服部哲也(はっとりてつや)氏 略歴
生年月日/1964年3月1日(55歳)
出身地/東京
出身校/明治大学商学部1986年卒業
社歴/
1987年10月サミット株式会社入社
2010年6月執行役員
2012年6月常務執行役員
2014年6月取締役常務執行役員
2017年6月取締役専務執行役員
2020年4月代表取締役社長就任予定
また、(株)サミット・コルモの代表取締役の異動も行う。4月1日付けで、上小城秀幸代表取締役執行役員が昇格し、代表取締役社長に就任する。
同日、竹野浩樹代表取締役社長は退任する。
■上小城秀幸(かみこじょうひでゆき)氏 略歴
生年月日/1972年5月2日(47歳)
出身地/広島
出身校/一橋大学商学部1996年卒業
社歴/
1996年4月住友商事株式会社入社
2018年6月代表取締役執行役員
2020年4月代表取締役社長就任予定
*本記事は企業ニュースリリースをもとに作成している
【結城義晴の述懐】
服部哲也さん、社長就任、おめでとう。コーネル大学リテールマネジメントプログラムの第一期生を副学長だった私は「伝説の第一期」と名づけた。服部さんはその伝説の一期生。サミットプロパーで、順調に経験を積み、要職を歴任して、営業トップとして、田尻一社長、竹野浩樹社長を支えた。サミットは住友商事から出向してきた荒井伸也さんが再建して、社長となり、その後、高田浩さん、田尻さんとサミットプロパーの人間が社長に就いた。そして竹野さんが住友商事出身の社長となり、この度、プロパーの服部さんに引き継ぐ。竹野CEO、服部COOの役割分担である。とてもいいことだと思う。竹野さんのこれからのサポートが最も重要になるし、竹野さんは住友商事でもやがて流通やサービス業を統括することになるのだろう。「人のサミット」から次々に人が成長し、新しい、重い役割を担っていく。